生徒の声
その他
怒涛(そして涙)の三日間でした。
1週間仕事した疲労感と海外一人旅した様な刺激、充実感。
1日目、先生に手を入れてもらわなくても、先生のデモとレクチャーの後は自分の制作速度も造形も進歩していて、知識と観察する事、「出来る」と信じる事の大切さを体感しました。気の持ちようだけで1時間前の自分とこんなに変わるんだ、という衝撃。 過去に美術で海外留学したものの帰国後無関係な仕事に就き、ここ5年以上は趣味の創作すら全くしていなかったのですが、この日は講義も制作も楽しくて1日があっという間で、帰り道、やっぱり造形が好きなんだと涙が出てきました。
才能なんてものは無くて、練習による知識と技術の積み重ね、でもそれだけでは苦しくなってしまう。その根幹にある心、好きという気持ちが大切、好きな事をするのに苦しむ必要はない! 好きでない事に於いて、秀でる事は絶対に無い。
2日目の才能についてのレクチャーでは、涙腺崩壊寸前。 今の仕事に1ミリも興味を持てず、生活の為割り切って選んだつもりが未だに苦しんでいる心に刺さりました。 最終日の交流会で片桐先生に「仕事変えたいの?」というような事を突然言われ、見透かされたようでドキっとしました。 帰ってから、今まで色々理由をつけて自分の中の「好き」をネグレクトしていたんだと気付いてまた涙。
これからはちゃんと好きな事していこうと決めました。 解剖学に基づくレクチャーもわかりやすく期待以上のセミナーで、3日間あっという間でした。経験者クラスにもまた参加したいと思っています。 ありがとうございました。