生徒の声
クイックフィギュアクラス
まさに「答え」を与えてくれる素晴らしい機会でした。
今回の実際のモデルをみて作るセミナーは、知識、造形の訓練ともにとても得るものが多かったです。
普段、デジタルで制作をしていますが、人体を個人制作や業務で作るとき、見本となるのは写真か先人のつくった3Dデータくらいでして。
写真と解剖学の本を見比べながら、「ここにこの筋肉があるのか・・・?」「きっとこの写真の影は何筋で・・・」と、想像しながら
つくるものの、答え合わせをするチャンスもなく、また続けるうちにだんだんと「手の慣れでつくりだす形状」になっていました。
そんな中、3日間集中して実際のモデルを観察でき、さらに各部の筋肉の説明をしてくれるという今回の企画は、まさに「答え」を与えてくれる素晴らしい機会でした。
頭で考えていた、人体の「こうなってるんじゃいか」という形をまずつくり、その上にモデルの観察と座学で得た知識を加え、自分の造形ひとつづつ答え合わせをしながらフィニッシュに近づいていく。
そして片桐さんから要所要所でバランスの狂いや正中線のズレなどをご指摘いただくことで、自分の陥りやすい欠点を再認識できる。
この2つの相互作用で、普段、自分一人で作業しているときには気づけない、大事な要素を沢山教えてもらうことができたと思います。
そしてなにより、いままで平面の画像でしかなかった人体の情報が、目の前に3次元の実際のものとして存在している、というのは、強い感動を覚えました。
思い返してもすばらしい3日間でした。これを・・・あと4回くらいやったら人体造形に関してはある程度のレベルに到達できる気がしています笑
片桐さん、モデルを務めていただいた海斗さん、円滑に運営を進めてくれた事務方の皆さま、本当にありがとうござました!