生徒の声
CGアーティスト
ちょっとしたヒントで、みるみると物の見方が変わっていく不思議な感覚もありました
普段、僕は仕事で3DCGモデリングのディレクションをしていますが、 その時になんとなく形が変なのは感じるのだけれど、
それを明確に言語化出来ないことが多く、 理屈で理解するためには知識がもっともっと必要だと、最近特に感じていました。
そして、改めて勉強し直そうと思っていた時に、このセミナーのことを知り、
今回のセミナーが何か手助けになってくれれば、という思いで参加させて頂きました。
何回かアナログでの造形の経験はあったので、その経験上、デジタルとは違って アナログでは特
に“理解していない形は作れない”ということを知ってはいましたが、 それでも今回、自分の知識のみで作る造形は、
理にかなっていない部分が多かったように思います。
片桐さんからの指摘は、そういった部分を瞬時に明らかにしてくれるものばかりでした。
粘土を一撫ですると、リアルな形が作られていく片桐さんの指が、魔法の指のように思えました。
また、ちょっとしたヒントで、みるみると物の見方が変わっていく不思議な感覚もありました。
また人体解剖学等の勉強も、勉強はしているけど何かしっくり身に付かない感じもあったのですが、
今回、何か身につけるコツのようなものが、感覚的ですが見えてきた気がしています。
単に形や名前を憶えるのではなく、“構造を理解し、それぞれの関連性を重視する”ことが大事なんだと思いました。
まだまだ修行が足りませんが、今回勉強させて頂いたことを、普段の仕事を通じて、
会社のスタッフたちに少しでもフィードバックすることが出来たらと思っています。
片桐さん始め、スタッフのみなさま、また他の参加者のみなさま、ありがとうございました。
3日間終わって、掃除のあとの打ち上げも楽しかったです!